銭湯、温泉、スーパー銭湯の違いとは? それぞれの決まりや特徴を解説!

銭湯、温泉、スーパー銭湯の違いとは? それぞれの決まりや特徴を解説!

温泉、銭湯、スーパー銭湯、これらはどれも広いお風呂があって、解放感や心地良さが味わえるという共通点があります。
しかし、具体的に何が違うのかと言われると、正確に応えられる人はあまり多くはないでしょう。

そこでこのコラムでは、温泉、銭湯、スーパー銭湯の定義や決まりを明確にして、それぞれの違いを解説して行きましょう。

温泉と銭湯は何が違う?

この項目では、まず温泉と銭湯の違いについて説明します。

温泉ってどんなもの?

温泉は環境省が管轄する「温泉法」で定義が決められています。源泉から湧き出た時の水温が25℃以上であること、または25℃以下でも、国が定めた19の成分の中から1つ以上が規定量以上含まれていること、というのが温泉であることの定義の趣旨です。

上記の内容を整理すると、冷たくても特定の成分が一定以上あれば「温泉」と名乗ることはできます。さらに温泉についての定義や決まりには、有料か無料かの区別がないという点も特徴的です。

温泉法は温度や成分を定義しているだけでなく、温泉を保護することも目的としています。適切なお湯の採取などを守るためには、温泉経営者は温泉を掘削する許可や、温泉源からお湯を採取する許可を取らなければなりません。これらは過去に温泉ではないのに温泉と偽っていた業者がいたことから、温泉分析書の提出が義務付けられるなど、厳しく決められるようになっています。

ちなみに「加温」や、「源泉かけ流し」といった定義は国が定めたものではなく、日本温泉協会や日本源泉かけ流し協会などの団体が、それぞれ独自の基準で取り決めているものが多くあります。この場合、どの団体が良いとか悪いというものでもなく、それぞれの立場の人たちが利益やイメージを大事にしつつも、品質や顧客満足を保つためのラインの引き方が少しずつ違う、と考えるべきでしょう。

銭湯ってどんなもの?

温泉の定義は環境省の管轄でしたが、銭湯の定義は「公衆浴場法」で決められており、厚生労働省によって管理されています。

公衆浴場法では、公衆浴場は大きく二つの種類に分けられています。一つ目は「一般公衆浴場」で、日常生活の中で保健衛生上必要なもの、利用料金が地域ごとに物価を踏まえて決められているものです。一般的な銭湯はここに含まれます。

銭湯は一定以上増えすぎることを避けるように定められています。また、水道料金や税制上の優遇措置もあります。これらは銭湯が住民の衛生環境を守ることを目的としている側面が強いため、ある程度保護されるべき対象になっているからです。

公衆浴場法にはもう一つ、「その他の公衆浴場」という分類があります。その中には休養や保養を目的とした健康ランド、ヘルスセンター、ゴルフ場やスポーツジムに併設された浴場も含まれます。

ただし宿泊施設の浴場は旅館業法で管理されるので、公衆浴場法の範囲外となっています。

結局温泉と銭湯は何が違う?

温泉は成分や温度が決められている一方で、料金の取り決めはありません。一方銭湯は地域住民の暮らしを守るために料金が決められていますが、温泉成分などの取り決めはありません。

ただし、衛生や健康上の理由で水質についての決まりはしっかりと定められています。また、多いケースではありませんが温泉成分を含んだ銭湯も存在しています。

銭湯とスーパー銭湯は何が違う?

銭湯とスーパー銭湯の違い

スーパー銭湯は銭湯と同じ「公衆浴場法」の範囲で管理されており、厚生労働省が管轄しています。ただし銭湯は「一般公衆浴場」の範囲で金額が決められていますが、スーパー銭湯は娯楽施設としての要素が高いので、「その他の公衆浴場」に分類されます。そのため、金額の規定なく、それぞれの施設が自己判断で利用料金を決定しています。

温泉の湯を運び込むスーパー銭湯には温泉法も関連する

スーパー銭湯でも温泉から運んできたお湯を浴槽に入れている所があります。たとえ運んできたとしても、成分や源泉での温度などが温泉の定義にあっていれば、そのスーパー銭湯も温泉と名乗ってよいことになります。

まとめ

銭湯、温泉、スーパー銭湯の違いについてまとめました。法的定義や行政上の決まりはいろいろありますが、日常的に使う銭湯は、地域住民のために価格的に守られた場所です。一方、温泉とスーパー銭湯は娯楽や休養を目的としているので、金額規制が無いところ、と考えても良いでしょう。

東京都江戸川区には現在もたくさんの銭湯があり、地域の皆さまに愛されています。銭湯と言えば1コイン以下で手軽にさっぱり入浴出来る点で非常に親しみやすい場所です。

2019年現在で江戸川区浴場組合に加盟している銭湯は37箇所もあり、それぞれに伝統やこだわりを持って営業しています。自宅のお風呂には飽きたけど、大金を出して温泉やスーパー銭湯に行きたくはない、気軽に広いお風呂の解放感を味わいたい、そんな方はぜひ江戸川区の銭湯にお越しください。

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